アルデンテな日日

毎日毎日少なくても日本酒三合は呑んでた男がなぜか不意にどうしても断りきれない宴会のある時にだけしかたなくとことん呑むことにしたとても断酒とは言えないタイトルは俳句っぽい禁酒日記のようなもの。

俯いて再禁酒二日若葉寒

夜勤明け野暮用を済ませて帰宅するともうお昼。いつもの魚屋さんで中落ちときょうは平目のいいのが入ってるよってなことで平目の刺身を購入。いつもならビールそしてお酒そして寝るというゴールデンパターンなのだが中落ちと平目でひとりもくもくと大飯を喰らう私であった。酒ではなくごはんでも旨い魚は旨いのである。刺身のツマの大根まで旨いのである。水さえも旨いのである。寝転びながら文庫。いつの間にか夢の中。目覚めたら夜勤。体重は完璧に元通りの四捨五入すれば90kg。しぶしぶと重い身体を誤魔化しながらどうにかこうにか職場へと向かう。私を待つ竹馬の友がいるわけでもなく日のとっぷりと暮れた小闇の中の磔刑台はきょうも間違いなく私のために置かれているものであり日々それをせっせと磨く者は誰あろうこの私自身であり背をつつかれ尻を蹴飛ばされ呻きながら回り回って虚しく自分に返ってくる呪詛を吐きそれでも今宵も小惑星なんぞが落ちてこない静かな夜であることを希望したりするとても小さなスミレほどの私がいるのであった。

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